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彼らはいろんな場所に住んでいます。どこでもといっていいぐらいですが、それでもやはりよく住む場所というのはあります。 種族によって違いますが、例えば・・・
などです。 なかには、塚の内部や湖の底などに宮殿のような豪華な家を持っている種族もいます。(ニクス、トロルなど) これらの場所に一人で住む場合もあれば、町のようなものをつくり集団で暮らす場合もあります。 これら妖精の住処は、どこか異空間にあるようでとらえどころがなく、人間にとっては不確かなものです。人間が妖精を怒らせた途端にそれまでそこにあったはずの妖精の家が消えてしまった、などというのはよくある話です。 |
彼らは、人間とほとんど変わらない物を食べて暮らしています。普段は木の実や蜂蜜など森で採れるようなものを食べていますが、ときどき人間の食べ物をくすねる事でも分かるとおり、肉や魚も食べます。 その他、キノコは昔から妖精の食べ物といわれていますし、豆や牛乳も大好物といわれています。そしてもちろん酒好きの妖精もいます。 このように人間も食べる物ばかりですが、もしあなたが妖精の世界に入り込んだ時はこれらを口にしてはいけません。うっかり妖精の国の食べ物を食べると元の世界に戻れなくなるといわれているからです。 |
彼らが日々、どんな仕事をして暮らしているのかは定かではありません。もっとも、「彼らには仕事など無く、生活に必要な物はすべて人間から盗み取り、食料の心配などもせず毎日を面白おかしく暮らしているのだ」という考え方もあるでしょう。(レプラコーンは靴職人といわれますが・・・) なかにはダーナ・オシーのように、宮殿に住む王や女王がいて、音楽やダンスに興じたり狩りを楽しんだりして暮らしている種族もいます。 |
妖精の世界は、どうも人間界と時間の進みぐあいが違うようです。よくあるのは、妖精に連れられて妖精の国に行った人間が3年を過ごして帰ってみると人間界では300年経っていた、などというものです。 こういう話から想像すると、妖精の世界は人間の世界に比べ時間の進み方が遅いと考えられます。 一般に妖精は不死だと考えられていますが、「不死に見えるくらい妖精界の時間の進み方が遅い」だけなのかもしれません。 |