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概要ネッシーにも劣らず有名なUMA。二本足で歩く大足の獣人でアメリカでは「ビッグフット」、カナダでは「サスカッチ」と呼ばれている。 開拓時代の記録には、ネイティブアメリカンのある部族がビッグフットと共存していたとあり、現在でもビッグフットを聖なる生き物としている部族も存在するという。 昔はビッグフット目撃の多くが山中などのひと気のない場所でのことだったが、1970年代に入るとだんだん人里に現れるようになり、穀物や家畜に被害を及ぼすような事件が増えてきたのだという。 例えば1982年5月にはロサンゼルスの市街地ブエナパークに出現し、住民に大きなショックを与えた。 また肉眼での目撃以外に、16ミリフィルムや写真などにその姿を収めたという人々も現われ、更に一般の注目を集めるようになった。 現在、多くの研究者によって目撃証言の収集・分析、目撃現場の調査などが行われているという。
などがあるが、映像、足跡ともその多くはイタズラによるものらしく、決定的な証拠となる品は未だ無い。 むしろ、映像解析技術の発達などに伴い、これまで真偽が定まらなかった映像のトリックが暴かれる例が目立っている。 有名な例では、1967年10月20日にカリフォルニア州ユーレカで、森に向かって歩き去るビッグフットの姿を収めたという映画フィルムがある。 この映像の公開当時、真偽をめぐって動物学者などを巻き込んだ大論争が展開された。 また写真では、1995年7月11日にワシントン州レイニア山麓で撮影されたというものが話題を呼んだ。 沼地を歩くその姿があまりに鮮明で、撮影者も匿名だったことなどから、信憑性を疑問視する声は公開直後から聞かれた。 現在、やはりコンピュータ・グラフィックスによる偽造であろうとされている。 これらの偽造例があるとはいえ、多くの人々による目撃報告がある限り、全てをインチキと決めつけるのはやはり早計ではないだろうか。 ビッグフットの正体に関する面白い説に、純粋な未知動物ではなく地球外生物(エイリアン・アニマル)ではないかというものがある。 純粋な未知動物と考えても、中国の野人やヒマラヤ山脈のイエティなど類似のUMAがおり、それらとの比較をするのも面白いだろう。 |
特徴多くの目撃証言により、非常に具体的な姿を描くことができる。
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正体は?”類人猿ではない霊長類”と考えるのが妥当なところかもしれない。 主なものに、
がある。 |