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現代でも目撃される日本のUMA

河童

出現地域:日本各地の水辺(川、池、沼など)

概要

日本でお馴染みの、水辺に現れる不思議な生物。民話や昔話の類によく登場し、通常は想像上の動物として扱われる。

しかし河童らしき謎の生物は現代でも目撃されており、全くの空想の産物ではない可能性もあるので、ここではUMAとして考えてみたい。

近年の出現例には、

1985年8月

目撃された生物長崎の対馬で城崎竜作氏が河童らしき生物と遭遇。路上には長さ20センチ、幅10センチほどの三角形の足跡が残されていた。
さらに翌日にも新たな足跡が発見され、大変な騒ぎになった。
警察によって足跡から分泌物が採取されたが、分析されることなく廃棄処分となってしまった。

1991年6月

宮崎県西都市に住む松本貢氏の留守宅に、謎の生物が侵入。三角形の足跡が残されていたが、長さ12センチ、幅10センチという小ささに対し歩幅60センチという奇妙なものだった。
足跡発見の直後は家中が生臭い臭気で充満していたという。足跡から採取した粘液を1995年に分析した結果、塩化鉄(V)が検出された。

などがある。

全国には、河童のミイラと言われるものが幾つか伝わっているが、その多くはサルやカワウソなどを加工して造られた偽物である。(ミイラ全てを分析すれば本物があるのかどうかはっきりするのだが、それらしいものほど家宝とされて容易に分析できずにいる)

昔から人々の間に河童という生き物が語り継がれてきたという事は、その元になった生物がやはり存在したからではないだろうか?

また、河童と同様に想像上の生き物(妖怪)といわれていながら近年も目撃されているものに、沖縄の「キジムナー」「ブナガヤ」、奄美諸島の「ケンムン」がある。

これらをUMAとして考えた場合、正体は河童にかなり近い生物と想像される。



特徴

古い時代の河童ほど爬虫類や両生類のような特徴を色濃く持っており、オリジナルの生物がいたなら次のような特徴が当てはまるかもしれない。

  • 身長は1メートルほど
  • きゃしゃな手足
  • 大きな頭に、多少の毛が生えている
  • 大きな目と出っ張った口
  • 手の指は4本で、水掻きを持つ
  • 足の指は3本
  • 水辺に棲む
  • 直立二足歩行が可能(四足歩行もする)

 

正体は?

もちろんあくまで想像上の生物との考え方もあるだろう。しかし、実在の生物がその元になっているとした場合、

  • 未知の両生類説
  • 未知の爬虫類説
  • 地球外生物(エイリアン・アニマル)説

などが考えられるかもしれない。

ユニークなところでは河童・ドーバー・デーモン・グレイタイプ宇宙人 同一種説を唱える研究者もいる。

また、日本テレビ系「特命リサーチ 200X!」では、当ページ冒頭で紹介した河童の足跡といわれるものについて、粘菌である可能性を指摘している。