みなさん、今晩は。マリオネットです。
妖怪の正体とは言い伝えや教訓が生み出した幻なのではないかと思います。
例を挙げると、鬼や山姥の話には、聞く子供を怖がらせて山奥の危険な岩場には近づかないようにという意味が込められているように思いますし、雷様におヘソを取られるにしても、雷が鳴る季節は暑いので腹を出して寝ていると急に冷え込み腹を下す時期で、そのゴロゴロを雷様になぞらえてるように思いました。また、目撃例のある不思議な妖怪、座敷童にしても、実際の霊現象と先祖供養の大切さを伝える為なのだろうと思っております。そして、海坊主は実在する動物のどれかだと思っております。例えば、アザラシなら江戸時代から目撃されていて海豹と書かれているからそれほど珍しくないと思いますが、今は絶滅したとされる大海牛なら目撃例も極端に減るだろうし、その巨体に驚き海坊主として語り継がれるかもしれません。ただ、この考えだけに固執してしまうと人魚や河童の説明が出来ないので、そこが弱いところでもありますが。
P.S.日本昔話の赤鬼、青鬼って、船が遭難して日本に漂着した白人と黒人が正体なんじゃないかなー。