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ゴビ砂漠の殺人蟲

オルゴイ・コルコイ

出現地域:モンゴル、ゴビ砂漠

概要

モンゴルに棲んでいるとされる謎の生物で、1926年にゴビ砂漠で初めて目撃されたという。体長は1メートル前後、イモ虫のような姿をしているとされる。

この生物は強酸性の液体を噴射し、相手に即効性のダメージを与えるという。また離れた所から敵を殺す不思議な能力(電気ショックだとも言われている)があるとか、もの凄い速さで移動できるなどといわれている。

一年の大半を冬眠状態で過ごし、6〜7月ごろだけ活動するとも伝えられるが、生態に関する情報はほとんど無い。

『ギネスブック/1995年版』における超常現象の項で、世界一危険な動物として「モンゴルにいる1メートルの大きさの、骨と肉を溶かす唾液を出すイモ虫」が紹介されたことがあるという。おそらくこの「イモ虫」は、オルゴイ・コルコイを指しているのだろう。

もしこのような生物が実在すれば、その探索や捕獲には大きな危険が伴うことだろうが、ぜひ実物を見てみたいものである。



特徴

  • 体長0.6〜1.2メートルほど
  • イモ虫のような体
  • 強酸を噴射する
  • 遠方から動物を殺せる不思議な能力を持つ(電気ショックか)
  • 移動速度が非常に速いとも
  • 6〜7月ごろ活発になるが、それ以外の期間は冬眠状態


正体は?

伝えられる姿は、昆虫の幼虫や環形動物(ミミズ・ヒルなど)を連想させる。昆虫の能力からすれば毒液のたぐいを噴射することも充分考えられようが、それにしては体が大きすぎるようにも思える。

となれば、ヘビやトカゲといった爬虫類も候補に挙げておかなければならないだろう。