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概要1923年、旅行家フランク・H・メランドがその著書『アフリカ見聞録』で紹介した、”空飛ぶトカゲ”とも言える生物。アフリカ北ローデシア、ジュンズー沼沢地周辺の地元民に非常に恐れられているという。 毛のない体にコウモリのような翼を持ち、くちばしには歯が生えているといい、メランドが目撃者に恐竜図鑑を見せたところ、彼らは翼竜の一種プテロダクティルスを指して青ざめたといわれる。 また1932年、イギリスの科学探検隊に同行していた動物学者アイヴァン・サンダースンは、カメルーンのアスンボ山中の峡谷で同様の生物に襲われている。その生物は鋭い歯を見せながらサンダースンを狙って飛んで来たが、彼はとっさに水中に飛び込み何とか逃れることが出来たという。 この時の生物は両翼幅3メートル65センチもあり、地元民に「オリチアウ」と呼ばれていたという。サンダースンはメランドの記した「コンガマト」と同じものではないかと推理している。 この翼竜に似た生物の目撃例は他にもいくつかあり、アメリカでも報告されている。 例えば1976年2月24日、アメリカのテキサス州サン・アントニオ付近を車で通りがかった3人の教師が、道路上を飛んでいく、プテラノドンそっくりな巨大生物を目撃した。その両翼幅は6メートルほどもあり、皮膚を透かして骨格が見えたという。 また1983年9月14日、ロス・フェレスースのハイウェイ上を滑空する見慣れぬ怪鳥を、ジェームズ・トンプソンが発見した。彼は車を路肩に止め、その怪鳥を観察した。そして2メートルほどの両翼幅、羽毛のない黒灰色の肌、ペリカンに似たくちばしに並ぶ歯などを見ることが出来たという。怪鳥は羽ばたくことなく、そのまま飛び去ってしまった。 これら証言からは確かに翼竜を連想せずにいられない。常識からいってにわかには信じがたいが、翼竜が現代に生き延びているということなのだろうか? |
特徴
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正体は?もしかするとコウモリや、ある種の鳥類が正体であるかもしれない。しかし、そのどちらも目撃証言と食い違う点があるのも事実である。 もしプテロダクティルスなどの翼竜が生き残っていたと仮定すれば、それが最も目撃証言に合致する生物ではないだろうか? |