ア・バオ・ア・クゥーとはインドに伝わる伝説の生き物のことで、ラジャスターン州ウダイプル郡チトールにあるジャイナ教の建物『勝利の塔』に棲むという。
普段は『勝利の塔』にある螺旋階段の一段目で眠っているが、誰かが塔のてっぺんを目指して螺旋階段を登りはじめるとそれに反応して目を覚まし、その人間の後について階段を登りはじめるといわれている。
ア・バオ・ア・クゥーの姿形はよくわからないが、普段の皮膚は半透明に近く、その感触は桃の皮のようだともいわれる。また、からだ全体でものを見ることが出来るともいわれている。
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