1.ペガソスの誕生
2.シンボルとしてのペガソス
3.ペガソスの活躍
ギリシア神話に登場する、翼を持った馬。英語ではペガサス。ペルセウスがメデューサの首を斬った際に、地面に落ちたメデューサの血から生まれたとされている。
ふだんのペガソスは、神経質で狂暴な性格とされている。
ペガソスは、古代ローマでは不死のシンボルとされたほか、知性、教養、霊感、名声などの象徴となった。
ヘリコン山が大きく膨れ上がってしまった時にポセイドンの命を受けて、山を蹄で踏みつけもとの大きさに戻したという。(このときの蹄の跡にはヒッポクレネという泉が出来たという)
英雄ベレロフォンが怪物キマイラを退治する際、知恵の女神アテナから授けられた黄金の手綱を用いてペガソスを手なずけ、見事にキマイラ退治に成功した。
ベレロフォンは後にペガソスに乗って天に昇ろうとしたが、神の怒りに触れて地上に落とされてしまった。そのときペガソスのみが昇天し、星座となったという。