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マダガスカルで221種もの新種両性類が発見された
 このほど国際的な科学者チームによってマダガスカル島の調査が実施され、2850体の標本を収集するなどした結果、221種もの新種両生類が発見された。今回の発見によって、マダガスカルで確認された両生類の数は倍増したという。

 研究著者は5月4日付の「Proceedings of the National Academy of Science」誌オンライン版で「今回の研究により熱帯地域の両生類の多様性が世界的に過小評価されていた事実が明らかになった」と述べている。

 170カ所以上に及ぶ今回の収集地の中には、今までも研究が盛んに行われていた国立公園などが含まれている。このことからも、この世界がまだ謎に満ちており、多くの生命体が科学的な認知を待っている状態だということは明らかであろう。
2009年5月7日(木) No.105

フローレス島の頭蓋骨は、現生人類の祖先に当たる別種か
インドネシアのフローレス島で2003年に見つかっていた頭蓋骨は、小型化、あるいは病気の影響で小さくなった現生人類のものではなく、より原始的な人類の祖先に当たるものだとする新たな研究が「Journal of Human Evolution」誌オンライン版に発表された。

今回、問題の頭蓋骨を現生人類、類人猿、化石で発見されている初期人類の祖先の脳とそれぞれ比較するという研究を率いた、ニューヨーク州立大学ストーニブルック校のカレン・バーブ氏は、この頭蓋骨の形状は原始的な小型のヒト属の頭蓋骨に一致するとしている。

この約1万8000年前の頭蓋骨は、大きさが現生人類の3歳児程度しかなかったため、当初からホモ・フロレシエンシスという未知の新種のものだとする説が支持を集めた。しかしこれを疑わしいとし、脳が小型化する遺伝病「小頭症」を患った小型の現生人類だとする仮説なども唱えられてきた。

この頭蓋骨については、2006年の研究で、左右の形状に大きな差異がある点が指摘されていたが、この時は発達異常の特徴に一致するものであると結論付けられ、新種の可能性は否定されていた。

今回の研究でも、この左右の非対称性に焦点が集まったが、2006年時とは異なり、人類の祖先に当たる別種の健康な個体の範囲内に収まるものとの判断が下された。

前出のバーブ氏の考えでは、左右の非対称性に関しては、この頭蓋骨の化石化された過程を調べることで説明がつくという。

これに対し、2006年の研究の共同執筆者であるロバート・エックハルト教授(ペンシルバニア州立大学身体運動学研究科において発生遺伝学と進化形態学を研究)は、非対称性は化石化の過程における変化ではないとし、発達異常の強力な証拠だと反論しているという。

そのほか、イリノイ州シカゴにあるフィールド自然史博物館の学芸員ロバート・マーティン氏のように、今回の研究において、頭蓋骨の形状やサイズが検証される一方で、脳自体の小ささや非対称性が無視されていることに疑問を感じ、やはり、この個体が小頭症であったと考えるのが妥当ではないか、と指摘する意見もある。

今後、さらなる研究が進み、真実が解き明かされることを期待したい。
2009年1月28日(水) No.104

米ミネソタ大学で「ビッグフット」のDNA検査も、本物とは確認できず
このたび米探検グループが発見した「ビッグフット(big foot)」の死骸から採取されたというDNAの鑑定を進めてきたミネソタ大学の研究グループは16日、提供された2つのDNAサンプルのうち、1つはヒトのもので、もう1つはフクロネズミのものであることを発表した。

ビッグフットとは、米ロッキー山脈一帯で目撃されるという未確認動物のことだが、マシュー・ウィットン氏とリック・デイヤー氏の2名を中心とする探検グループ「ビッグフット・グローバル(Bigfoot Global LLC)」が15日、その死骸を発見したとして写真を公開し、話題となっていた。

探検グループの発表では、死骸の大きさは身長が7.7フィート(約234センチ)、体重が500ポンド(約453キロ)。全身が毛で覆われており、一見するとゴリラのような様相。ジョージア州の山岳地帯の調査の過程でこの死骸を発見し、冷凍保存したという。

探検グループはDNA鑑定を行った上でこの死骸の正体を突き止めたいとして、ミネソタ大学の研究グループに分析を依頼していた。

今回の検査結果に対して探検グループは、何らかの原因で採取したDNAが汚染されてしまった可能性があると指摘した上で、再調査を進めることを言明している。
2008年8月20日(水) No.103

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