妖怪というのは日本でいうと、たとえば鬼ですとか、ぬらりひょん?とか、とにかくいますよね。ゲゲゲの鬼太朗に出てくるものを思い出して下さい。あっ、けど水木しげる氏の考えた妖怪もいるでしょうから、昔っからいるような妖怪を。
今、妖怪の名前が浮かんできませんでしたので、この辺はみなさんに思い出してもらいつつ、本題へ。
人間が妖怪なんてものを思いついたのにはそれなりの理由があったと思うんです。
今、「思いついた」と書きましたがコレではアニメのキャラを考え出したみたいなのですが、つまりその存在を気にし始めた、とでもいうんでしょうか?
人間はオサルさんから進化したのはもう否定できない事実でしょうが、まだ木の上に登ったりしてるころは妖怪なんてものの存在は気にもしないし思いもつかなかったでしょう。で、だんだんと進化していってナントカ原人とかになりますよね(この原人の名前、よく知りません)。で、いつのときから『火』を使い始めたのかはホントは調査によって大体、時代を特定できてるのでしょうが、これまた僕は知らないので明記できませんが、妖怪の存在を気にし始めたのは『火』を使うようになってからだと思うんです。もう暗いから特にすることもないから寝てしまったでしょう。太陽が落ちれば夜になり(彼らに『夜』なんていう概念があったかどうかはわかりませんが)暗くなって、寝て・・という当然の一日のサイクルがあった。ところが『火』の出現によってホンワカと明るさが出現したわけです。もちろん今のように隅から隅まで照らすことは不可能だったはずです。で、そこに出現したのが人間が作り出した人工的な『闇』だと思うんです。洞窟とかに住んでたら自分たちの周りは火で明るく、洞窟の奥は真っ暗。森でいたならすぐ後ろは真っ暗。もちろん、火の出現の前も洞窟も森も真っ暗でしたが、どこを見ても真っ暗だったわけです。で、そんな闇には自分たちとは違う何かがいて、異界の存在を感じたんじゃないか、と思うんです。そこに住んでたのが妖怪の前身ではないでしょうか?で、そこから時代が進むにつれて、いろいろ姿を描いたりするようになったのでしょう。
すっかり長くなりましたが、まぁ僕の考えはこんな感じです。