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イギリス、ファルマス湾で目撃される水棲獣

モーゴウル

出現地域:イギリス、ファルマス湾

概要

1977年1月に撮影された写真

イギリス南部のファルマス湾に現れる、首長の巨大水棲生物。「モーゴウル」は、コンウォール地方の古語で”海の怪物”を意味する。

記録に残る目撃例で最も古いものは、1975年9月にファルマス湾内のペデニス岬で、スコット夫人とライリーが報告したものである。彼女らは「長い首の後部に剛毛が生え、背中にコブがあり、切り株のような複数の角を持った」怪物を目撃した。その怪物はいったん潜り、アナゴをくわえて再び現れたという。

1976年2月には匿名女性がロゼミュリオン岬で目撃し、写真撮影にも成功している。このときも、やはり長い首と背中のコブという特徴が報告された。

印象としてはまるで「鼻を垂らしたゾウ」のようだったといい、コブの動きや泳ぐ動作はかなり不気味なものだったともいう。

1985年7月、自転車旅行でロゼミュリオン岬に立ち寄ったジェニー・ホルスラッドとアリス・リーという2人の女性が、謎の生物を目撃した。このときの姿は「育ち過ぎの黒いナメクジ」を思わせるものだったという。

このほか1987年には、モーゴウルと思われる生物が半島南側のファルマス湾ではなく、北側のガンル川で目撃されている。コーンウォール州クラントックに住むローレイン・ペリーがガンル川河口の堤で、180メートルほど離れた川のなかほどに浮き沈みする生き物を見つけた。首の長いその生き物は、泳いで海へ消えていったという。

目撃証言は多いとは言えないが、写真も複数例あり、なにか大型生物が生息している可能性も否定しきれないだろう。

写真では、アイルランドのリーン湖で目撃されるリーン・モンスターとの類似点も見られる。ネッシーを含めイギリス近辺に出現する怪物らは、生物学的に近い種なのだろうか?



特徴

  • 体長は3.7〜18メートルほど
  • コブのある太い胴体に、小さな頭と長い首を持つ
  • 首の後ろに剛毛が生えている
  • 体色は黒あるいは暗灰色(濃茶色、暗緑色とも)
  • 体をくねらせ、時速20キロほどで泳ぐ
  • 河口などの汽水域にも現れる
  • 7〜9月に目撃が集中

正体は?

生態などは謎だが、外見から

などが考えられている。