僕は以前、妖精の掲示板の方で書き込みをさせてもらったんですが(詳しくはそちらをご覧ください(^。^;))今、授業で読んでるのが、「言葉の力」なんです。
どういう話かというと、ある困ってる人がいて、そこへ妖精(または小悪魔のような感じです。小悪魔、と書きましたが女性的ではありません)が現れて手助けをしてくれます。しかしその見返りに、おまえ自身をよこせ、と言ってくるわけです。
で、その妖精は「もし俺の名前がわかったら、お前は助かるだろう」みたいなことを言うんです。そこで、でたらめに言ってみるのですが、名前なんて星の数ほど・・当たるわけはありません。いついつにお前をもらいにくる、と言われ、それまでになんとかしようと思うわけですが、ひょんなことから、その名前を知ることになります。それはその妖精が森とかで歌ってるんです。その歌詞の中で自分の名前を出してるわけですね。で、後日また妖精が来たときに名前を言うと、そいつは消えてしまう・・という話なんです。このような類似した話がいくつもあるんです(主にケルト方面ですが)で、名は体は表す、ではありませんが、名前には特別な力がありそうですよね。もちろんフィクションだと思いますが、なぜ、名前を呼ぶと消えてしまう、等ということを思いついたのだろう、やはり日本古来の忌み名のような考えがイギリスの方にもあったんだろうか、と考えてしまうんです。