この名前を見て、思わず おっ!と、なつかしく、初めて投稿いたします。
ケサランパサランを捕まえたのは、自宅の居間です。
今から25年程前、白いふわふわしたものが部屋にふらふら〜っところがっていました。
その当時、不思議好きというほどの事もなかった子供の私は、ケサランパサランの存在など露知らず、しかし、父親が、「これはケサランパサランやないか!」と言ったのです。
何?と聴き返したのは母親。
「これが家にくると幸せなことがあるって言うんや」と父は言いました。
そして、「桐の箱にいれて保管しとくとええんや」とも言いました。
「あんた、よう知ってんな〜」と母が言うと、父がへらへら笑っていたのを思い出します。
でも、父はケサランパサランに特別興味がないようで、子供の私に持たせたままでした。桐の箱などもっていない子供の私は、透明のビニール袋に入れて眺めていましたが、ほんまにコレ生きてるのか?と疑問に思い、袋の上から 親指と人差し指でグッと押しつぶしてみました。
そしたら二度とふわ〜とふくらみはしませんでした。
あぁ、もしかして死んだのか?父の言うことはほんとうだったのか?と、すごく後悔した思い出があります。
自宅の居間は、ほとんど窓をあけることなどなく(網戸か、エアコンつけているか)外から飛んできたようには思えません。
いったいどこからやってきたのか、不思議で不思議で。
決して、埃ではなく、たんぽぽの綿毛などとも 見た目からして まったく違います。
どうして父がそんなことを知っていたのか それも不思議で。(今は亡き)
それから数年後、ある雑誌でケサランパサランの特集を目にして、「ほぉ〜」とびっくり! 父のいってた通りの事が書かれてあって、ほんとに存在するんやぁと、
そしたら、またこの掲示板でこの名が。いったい何なのでしょうね。ケサランパサランって。