ケツァルコアトルは創造神が生んだ四人の神の三男にあたり、とても生真面目な性格とされている。
これら四神は、はじめは国を東西南北に分けてそれぞれ治めていたが、やがて覇権争いを始めてしまう。(これを「五つの太陽の時代」という)
この争いの間に太陽は四度も滅んでしまったが、その後ケツァルコアトルが現れ、五番目の(つまり現在の)太陽を造り出し、人々に文化を授けると、どこかへと去っていったという。
マヤの伝承に登場する「ククルカン」、インカの神話に登場する「ビラコチャ」などと共通する点も多く、これらを同一のものとする説もある。
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